創作とバードウォッチングは似てる
自分が組んだスケジュール通りに その場所に鳥がいる訳じゃない
逆に計画が蛇足になってしまう
創作っていうのは、「その瞬間」を逃してはならない
笑えば笑った顔 悲しめば悲しい顔 怒れば怒った顔になる
自分の叫び1つで白紙(のっぺらぼう)が幾らでも表情を見せる
音楽を聴いていると隙間を見つける
雷の夜、
稲光で何も見えない暗闇に一瞬だけ景色が点灯するみたいに
瞬間、ニカッと笑う顔が見える
ババ抜きでジョーカーを引いた瞬間、あの顔に空気が一変するみたいに
その直後、今度は何も見えない暗闇の中で 空が割れる様な雷鳴がするのだ
道化師は私一人という事で
素が出来ていれば、どんなファッションも受け付けない。
逆に軽く見える。
何を着飾らせても、粘着力の無いシールみたいに
すぐ落ちてしまう。
人物をデザインしていて人物に そう跳ね返されました。
現在ファッション中の私は道化師気分です。
沢山の忘れ物
一年前が懐かしい…
ここ何日かパソコンから流れる一年前の音楽…。
蘇ってくるそれらに頭の中に鳥肌が立つ。
でも勿体無いから あまり浸らず
すぐに消した。
聴き過ぎると どんどん今の色が塗られて
ファンデーションの下に埋まってく。
ガムみたいね。
噛むと どんどん味が無くなってく。
いろいろな場所へ行って、
いろいろな出来事が起こって、
いろいろな感性が暴れる。
その全てのいろいろは、いつも絵を恋しがる。
それは喜びや感動であっても例え悲しみや怒りであっても
全てが絵を恋しがる。
そこで全てが解決する。
意思は、使わない。自然に手が動く。
スケッチブックを広げ期待溢れる真っ白な未来に向かって俺は鉛筆を握る。
絵は現実の真似ではない。
真似て描くのではない。描く事そのものが生み出す力なのだ。
前へ進まないのは大砲に弾が入っていないからです。
まずは弾を集めなさい。
私の絵(大砲)に合った弾を探そうか
飛び切りの弾を
星の数程
白紙をみるとゾクゾクする
お店へ行っても
完成して売ってる作品を見てるより
白紙の状態のノートやスケッチブックを見てる方が楽しい
line of magic = 魔法の線
現実に対し、魔法は非現実
現実は同じ現実からは生まれない
何も無い所を通れば そこには道という現実が生まれる
描く腺は、何よりも速くなければならない
幽霊船の如く俺達の世界が漂う
人知れぬ海の彼方
幽霊船よ
向こうの世界へ帰るのか
それとも
場違いの世界に現れて
人々を脅かすのか
舵は正しい心が握っている
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